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  Hm HAUS  

住宅 新築




家が建つのは周囲に伝統的なまちなみの残る敷地。
建替えに際してのご要望は和の風情を感じる高齢者にやさしい明るい家にして欲しいということでした。
そこで、季節の移ろいとともに変化するその美しい姿だけでなく、明るい光や気持ちの良い風も家の中に取り込み、生活に潤いを与えてくれる4つの和の庭を組み込んだ平屋建てを軸に計画しました。
平屋とすることで、家中をバリアフリーに往来でき、様々な場所からそれぞれに趣の異なる庭を楽しめます。
そして、低く長く伸びる軒の深い瓦屋根と、視線を適度に遮り、リズム良く並ぶ格子の塀が、まちなみの一部を形成すると共に、この家の外観を印象的なものにしています。




門扉も塀と合わせた格子でデザイン。

 

格子から差し込む光が内と外、昼と夜で様々な表情を見せます。



玄関の先には大岩と黒竹が印象的な庭を計画しました。
たっぷりと収納できる靴箱と来客を迎える飾り棚、靴の脱ぎ履きがしやすいようにベンチを組み合わせて設けました。



家の中央に配置したリビング・ダイニングには中庭、廊下、アプローチの軒へと視線が抜ける窓を設けました。



リビング・ダイニングには床だけでなく、壁や天井も温もりのある木板で仕上げました。
夜は間接照明の光がやさしく包みます。

 

苔生す庭、灯篭と紅葉の庭とそれぞれに趣が異なります。


joint work with seki.design / photo Akiyoshi Fukuzawa


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