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Tu HAUS 完成しました

マンションのリノベーションを行っていた Tu HAUS が完成しました!
ということで、今回はWEB内覧会です。

少し手直し工事と追加工事が残っていますが、住みながらの工事なので、早速使って頂いています。

Tu HAUS 完成しました
 

手前の畳部分が客間、向かって左が書斎、右が納戸です。
中央の障子は2枚重なっていて、それぞれ納戸の扉と書斎のパーティションになります。
破れにくく、拭き掃除ができるワーロンシートを障子紙に選びました。

Tu HAUS 完成しました
 

書斎コーナーです。
広さは2帖弱とコンパクトですが、幅1250mmの広いデスクとたっぷりの本棚を設置。
デスクの左側は窓になっていて、仕事や作業の合間に外が眺められるのも魅力です。
まだまだ続くテレワークでも大活躍しそうです。

Tu HAUS 完成しました
 

納戸はハンガースペースと可動棚スペースを組み合わせました。
ハンガーのエリアは床に衣装ケースなどのアイテムを置いて使えます。

床の黒い丸はというと、、、

床下収納の蓋の取手です。
穴を開けただけのさりげない手掛けにしています。

蓋は24mm厚のラワン合板を切って手掛けの穴を開けただけと、手は込んでいませんがとっても頑丈です。
骨組みと表面化粧板で作成するフラッシュパネルに比べると重量があるため、1枚ずつが重くなりすぎないように、小さめで4枚を並べました。
開くのは中央の通路部分のみですが、たくさん収納できるように、中央から両サイドの棚下の空間にも荷物を入れられるようになっています。

今回の改修で”お家時間”が少しでも快適になれば嬉しいです。


—— Tu HAUS の竣工写真は<こちら>です。——

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Tu HAUS 大容量の床下収納

マンションのリノベーションをお手伝いさせていただいているTu HAUSは現在、大工工事の真っ只中です。

今回の改修工事の主な目的は、書斎、客間、物置などの複数の機能が混在している個室を使いやすく機能的に整理すること。
10.6帖と十分な広さはあるのですが、仕事関係の備品により収納物が一般家庭より多く、生活スペースを圧迫してしまっていました。
そこで、各機能を分けてコーナー化し、同時に空間を圧迫しないように工夫しながら、収納スペースも増やすよう計画しました。

 

フローリング張り工事の真っ只中。
マンションの規定によりL-45の遮音フローリングを貼っていただいています。

写真右側の床面にある大きな木の箱が、この計画の影の主役とも言え、大幅な収納力アップに貢献してくれる床下収納です。
天井が2.65mと高いポテンシャルを活かし、納戸スペースとなる部分の床を2重にして、床下収納を計画しました。

この床下収納のメリットは2つあります。
1つは通路となる部分にも収納スペースを確保できるため収納力がとても高いという点。
もう1つは高いところに棚板を増やす方法に比べて、身長が低い人でも取り出しやすく、重いものも安心して収納できる点です。

Tu HAUS 大容量の床下収納
 

構造はがっしり、高さも十分でしっかりと物が入れられます。
現時点で空いている側面は最終的に塞がれますので、どこから出し入れするかと言うと、、

 


今回は側面からの取り出しではなく、上部から取り出せるようにしました。
奥に入れてしまったからもう取り出したくない!ということも無く、日常的に気軽に使える収納になったと思います。


—— Tu HAUS の竣工写真は<こちら>です。——

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