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  Kt School  - 東京国際ビジネスカレッジ 神戸校 -

学校 教室 リノベーション




既存の標準的な教室を新たに設けるコースで使用するにあたり、学生が楽しく快活に過ごせるような空間にすることをコンセプトにリノベーションを行いました。
約40㎡弱と限られたスペースであったため、廊下との間仕切りをガラスとし、教室から廊下、エレベーターホールへと形を変えながら連続する天井を設けることで、空間の変化と視角的な広がりを積極的に得られるようにデザインしました。
この教室では従来の板書型の講義だけでなく、プロジェクターを利用した講義や数人でのグループ学習、全員でのミーティング形式の学習等も行われることから、2面の壁にホワイトボードを設置し、一方を面積の広い固定式、他方を設置位置を変えられ、プロジェクター映像と合わせて使用することもできるスライド式として、フレキシブルに利用できるように計画しました。




教室に合わせて、アプローチとなるエレベーターホールと廊下も統一感のあるデザインで計画しました。



教室と廊下の双方の閉鎖感や圧迫感を解消するため、間仕切り壁をガラスを用いたパーティションに改修しました。
その際、廊下と教室内の天井高さが異なっていたため、
一段低いところに新たに天井を設けることで連続性を強調するようにデザインしています。



新たに設けた天井は斜めに折れて廊下とエレベーターホールの間の垂壁も超えて続いていきます。
廊下を通る人が教室の雰囲気を垣間見れることと、教室内の人の気が散らないことを両立するため、
パーティションの一部は目隠しパネルとしました。





プロジェクターを利用した講義用のレイアウト。
壁の中央をプロジェクターのスクリーンとし、両側にスライドして移動できるホワイトボードを設けました。
プロジェクター映像に重ねた板書を行うことも可能です。



グループ学習を行う時のレイアウト例。
並べる机の数を調整して、少人数のグループ学習からクラス全員でのミーティング形式の学習も行えます。



スライド式ホワイトボードは、机のレイアウトに合わせて移動して利用することが可能です。
別の壁面には固定式の大きなホワイトボードも設置し、
板書が主となる講義の際は教室の正面の位置を変えて使用します。

photo Akiyoshi Fukuzawa


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