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  Si HAUS  

住宅 新築




コンクリート、木、ガラス、スチール、タイル、素材が持つ質感やその良さを日々の暮らしの中で楽しめる木造住宅です。
いくつかの素材を組み合わせてそれぞれの違いを活かすことで、一つの空間を緩やかに区切ることと、異なるエリアに連続性を持たせて、広がりや統一感を得ることの相反する2つのことを楽しめるようにデザインしました。
素材にもプランにもお施主さまのこだわりが詰まった家が完成しました。




マウンテンバイクも置けるゆったりとした土間のある玄関。
リビングとの間のコンクリート壁は化粧型枠打放しで仕上げ、すっきりとした印象となるようにしました。
階段と合わせた黒いバーはコート掛けとしてはもちろん、懸垂バーとしての役割もあります。
靴箱の中央2枚の扉には鏡を貼り、向きを変えられる姿見鏡としています。

 

玄関の奥にはスチールと木を組み合わせた階段を設置。
階段の下にはコート掛け用のハンガーパイプも取り付けました。



リビングダイニングのインテリアアクセントにもなるコンクリートの壁は、
玄関側とは異なる木目が浮き出る杉板型枠打放し仕上げとし、
フローリングの床や一部の天井に貼ったレッドシダーとの共通性を持たせました。
コンクリート壁の上部をガラスとすることで軽快な印象となると共に、
奥行きも感じられるようにデザインしています。

 

コの字型の広々キッチンは壁をタイル、天井をレッドシダーで仕上げ、
リビングダイニングと一体の空間にありながら、仕上げ素材の違いで緩やかにゾーン分けをしています。
その一方で窓際のレッドシダーを貼った下がり天井は、外部の軒や玄関へとつながることで、
それぞれの境界を曖昧にし、空間の広がりを感じられるように計画しました。



キッチンからは家の中はもちろん、庭の様子もよく見えます。



道路側には階段スペースに風と光を取り込む窓のみを設け、
すっきりとした印象になるようにデザインしました。


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