月別: 2020年8月

最適な窓の大きさと取付高さ

窓が室内環境に与える影響はとても大きいです。
そのため、どこからどれだけの光を取り込み、どのように風のルートを確保するかを考えながら、部屋の大きさや用途、プランなどと合わせて大きさや配置を決めます。

同時に、外との関係をしっかりと捉えることも重要です。
窓によって外観の印象は大きく変わり、外側に何があるかによって室内から見える景色はもちろん、窓の効果もガラリと変わってしまいます。

 

例えば、窓の向こうに十分な広さの庭があったり、傾斜地等で見晴らしが良い場合、大きな窓を設置することで光や風、景色を存分に取り込んだ開放的な部屋にすることができます。

逆に、窓のすぐ外が人通りの多い道の場合、大きな窓を設置しても外からの視線が気になって、一日中カーテンを閉めっぱなしということにもなりかねません。
その結果、小さな窓を付けるより閉鎖的な部屋となってしまうこともあり得ます。

 

写真はGk HAUSのリビングです。
右には庭に続く掃き出し窓を設け、外側に目隠しの木塀を建てることで通行人の視線をカットしました。
左のデスク前はハイサイド窓とすることで、デスクに向かう時は外が見えずに集中することができ、少し引いたキッチンからは桜並木が見えるように計画しました。

 

この写真はSk HAUSのリビングです。
隣のマンションの斜面地に生える芝生を景色として取り込みながら、マンションから見下ろされる視線をカットするために、あえて低い位置に高さを抑えた窓を計画しました。
光は他の高い位置に設けた擦りガラスの窓から取り込みます。

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2段ベッドで仕切る子供部屋

子供部屋の数や広さ、兄弟姉妹何人で共有するかは様々な条件や考え方により、それぞれの家によって変わります。
例えばリビングを広く取って基本的にはそこで過ごし、子供部屋は最小限のプライベート空間があれば良いという場合、壁で区切られた小さな部屋を必要な数だけ作る方法ももちろんありますが、ある程度の広さの部屋を撤去や移動が容易な家具等で仕切って兄弟それぞれの部屋や、子供部屋と書斎などに分けた方が、子供達の独立後などのライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。

子供部屋の家具で代表的なものはベッド、デスク、本棚、あとはクローゼットと言ったところでしょうか。
この中でも特に広いスペースを占める上に、上部の空間が使えないベッドを2段に重ねて部屋を分ける間仕切り家具とすることで、空間を有効に使うことができます。
写真のNi HAUSでは兄弟の部屋を特注の2 段ベッドで仕切りました。

 

スペースに合わせた家具をしつらえることで、既存の窓からでもバランスよく光や風を取り込め、仕切り具合を調整することもできます。
Ni HAUSではさらに既存の梁を利用して上段に本棚を設けることができました。

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